千葉県は制度の形が他県と違います。まず「どこを見ればよいか」から整理します。
先に率直な結論をお伝えします。千葉県には、東京都や神奈川県のような「県独自の直接補助」(既存住宅に太陽光や蓄電池を購入設置する場合の補助金)が見当たりません。県のポータルを確認しても、住宅向けに用意されているのは共同購入の支援やリース・PPA、新築ZEHへの補助といった形です。
ですので千葉県にお住まいの方は、「千葉県の補助金」ではなく「お住まいの市町村の補助金」を探すのが正解です。この記事では県の支援策の形と、市町村の制度の調べ方、そして補助金がなくても導入が成り立つ理由を整理します。
令和8年度・千葉県の住宅向け支援策
太陽光発電設備等共同購入支援事業(住宅用)
県が参加者を募り、まとめて購入することで価格を抑える仕組みです。募集期間は令和8年4月1日から令和8年12月15日まで。太陽光単体・蓄電池単体(太陽光を設置済みの場合)などのプランから選ぶ形です。
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス導入促進事業補助金
県内の中小工務店が施工する省エネ住宅の取得に対する補助です。令和8年度の申請受付は令和8年5月29日から令和8年11月20日まで。新築が対象になります。
太陽光発電設備等に係るリース等導入促進事業補助金
購入ではなく、リースやPPAで導入する場合の経費を対象とした補助です。初期費用を抑えたい方向けの選択肢になります。
制度の内容・受付期間は年度によって変わります。最新の内容は千葉県の「ちば脱炭素ポータル」でご確認ください。
共同購入は選択肢のひとつですが、万能ではありません
共同購入はまとめ買いで価格を抑える仕組みで、その点は魅力です。一方で機種や施工業者を自由に選びにくいという性質があります。屋根の形状や劣化の状態によっては、個別に設計したほうが結果的に適切な場合もあります。どちらが良いかはお住まいの条件によります。
千葉県内では、市町村が独自に住宅用の補助制度を設けているケースがあります。たとえば「蓄電池の補助を受けるには太陽光発電設備の設置が必須」「工事の着工前に申請し、交付決定を受ける必要がある」といった条件が自治体ごとに設定されています。
市町村の制度を調べるときの検索のコツ
「市区町村名 + 太陽光 補助金 令和8年度」で検索
まとめサイトではなく、自治体の公式サイト(go.jp・lg.jp)の情報を確認してください。年度が古い記事が上位に出ることがあります。
「着工前の申請が必要か」を必ず確認
多くの制度は交付決定の前に工事を始めると対象外になります。ここを外すと補助金がゼロになります。
予算と先着順の有無を確認
市町村の制度は予算規模が小さく、年度の途中で受付終了になることがあります。
当社にご相談いただければ、お住まいの自治体で使える制度がありそうかも含めてご案内します。
補助金の話とは別に、千葉県には固有の事情があります。2019年の房総半島台風では、最大64万1千軒が停電し、99%の復旧までに約280時間——およそ11日半かかりました。倒木や飛来物で電柱が壊れ、断線が多数発生したためです。
あのときの不便さを覚えている方は多いはずです。太陽光と蓄電池があれば、停電時にも冷蔵庫・照明・スマートフォンの充電といった最低限の電気を確保できます。補助金の手厚さでは他県に及ばなくても、備えとしての価値は千葉県のほうが大きいかもしれません。詳しくは停電時にどこまで電気が使えるのかでご説明しています。
屋根が無事でなければ、備えになりません
停電が長引いた原因は暴風による倒木と飛来物でした。同じ風は屋根にも当たります。屋根材が浮いていたり留め具が劣化している状態でパネルを載せれば、強風時のリスクはむしろ高まります。当社はもともと屋根・外壁の工事会社ですので、屋根の状態を確認したうえで設置の可否を判断し、必要なら補修を先にご提案します。船橋営業所からお伺いします。
補助金は初期費用を軽くするものですが、太陽光と蓄電池の本来の価値は毎月の電気代を長期的に抑えることです。再エネ賦課金は2026年度に1kWhあたり4.18円と過去最高になり、これは電力会社から買った分にかかります。自宅で発電して使った分にはかかりません。仕組みは電気代はなぜ上がり続けるのかで詳しく書いています。
近隣県の制度もご参考にどうぞ。東京都の補助金、神奈川県の補助金もまとめています。
県のポータルを確認した限り、既存住宅に購入設置する場合の県独自の直接補助は見当たりません。共同購入支援・リースやPPAへの補助・新築ZEHへの補助という形で用意されています。制度は年度で変わりますので、ご相談時に最新の状況をあわせて確認します。
併用の可否は制度ごとに異なります。「他の補助金との併用不可」と定めている制度もありますので、申請前に各制度の要件を確認する必要があります。
千葉県内に対応しています。船橋営業所を拠点にお伺いします。エリアによって日程の調整が必要な場合がありますので、まずはご相談ください。
屋根の形状や劣化の状態、設置したい容量によって変わります。当社では無料で現地を確認してお見積りをお出ししていますので、比較材料としてお使いいただいて構いません。
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に対応しています。新宿の本社に加えて、足立営業所・船橋営業所から伺います。
ご相談・現地調査・お見積りまで無料です。
その場でのご契約は必要ありません。
株式会社ワイユー まごころ工務店/船橋営業所(千葉県船橋市坪井町779-1)
屋根・外壁・太陽光をワンストップで自社施工
出典・参考:
・千葉県「ちば脱炭素ポータル」
・千葉県「太陽光発電設備等共同購入支援事業【住宅用】」
・千葉県「令和8年度千葉県ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス導入促進事業補助金」
・千葉県「令和元年房総半島台風」
※本記事の内容は2026年7月時点の公表内容にもとづきます。制度は変更される場合がありますので、申請前に必ず各公式ページで最新情報をご確認ください。